醸造
ブルート・ヴィンテージにとって必要なものは、ぶどうを最も軽く圧搾することです。
“フラワー・マスト”と呼ばれる最も香り豊かで繊細な最初の50%の果汁だけを使います。
ブレンドは、マカベオとパレリャーダからつくられる12の異なったワインで行われます。これらのワインは、個性を 最大限に生かすためにすべて別々に14~16度Cの低温で発酵させます。
一次および二次発酵は、自社の選ばれた酵母によって行われます。これらの酵母は、飲んだ時のストラクチャー、柔らかさ、そして、エレガントで持続的な泡と共に、より複雑なアロマ(ハチミツ、ドライフルーツ、花弁)を醸し出します。
さらにこのカバの複雑さを高めるために使われる「門出の リキュール」は、5ヵ月間、 アメリカン・オークとフレンチ・オークで発酵・熟成させた白ワインからつくられます。 ブルート・ヴィンテージが持つ様々なニュアンスを引きたてるために、「門出のリキュール」は、伝統的なブルート・ナチュレのように糖分を一切加えることはありません。
ブドウについて
ブルート・ヴィンテージの主要品種はマカベオで、ワインに豊かな酸味と新鮮さを与え、長期熟成を可能にします。
パレリャーダは、プラ・デ・マンレウ周辺の最も標高の高い地域で栽培され、収穫もマカベオよりは1カ月程遅く行われます。パレリャーダをブレンドすることでワインにはフローラルで芳しい香りが生まれます。