セグラヴューダスの物語
Our origins
歴史を語る建造物
セグラヴューダスの美しい石造りの荘園邸宅は、10世紀を超える長い歴史を語り掛けています。
軍事的要塞、農園の母屋、製粉所、醸造所、家族の住居
政府による接収、ブティックワイナリー、国際的なワインツーリズムの目的地
…様々な時代を経て、今日に至っています。
はじまりの地 The defense tower
この土地は、当時の有力者、ジェラルド・アレマニー氏に譲渡されるまで、この地方で最も重要な修道院であるサン・クガの領地でした。
アレマニーはこの土地の最初の建造物となる見張りの塔を建てました。ガリマネイ塔です。
レコンキスタの戦乱の間、塔は重要な役割を担いました。当時の激戦による銃跡などの損傷を今日でも壁面に見る事ができます。
戦いの終息と共に塔は軍事的な役割を終えましたが、その後も異なる所有者を経ながら、この土地を見守り続けてきました。
変遷 to farmhouse
12世紀に入り新たな建屋が増築され、その建物の役割は、かつての軍事目的から、機能的な農場の家屋へと変わっていきました。
農園では周囲の多くの農家と同様に穀物が栽培され、製粉機も設置されました。
同時に、傾斜した地形に湿地の川岸が入り組んだこの土地の特性から、この場所はブドウ栽培において重要な役割を担うようになりました。
1156年の文書には、Domus de Reym (ブドウの家)として、この建物についての記載が残されています。
20世紀、そしてカバの飛躍 Cava revolution
20世紀半ばに入り、カバはシャンパーニュに並ぶ高い評価を得るようになり、その高い品質から、世界のスパークリングワインの中でも確固たる地位を獲得しました。今日我々が建つエステートとその建物は、 1950年代にセグラヴューダス家の所有となりました。ワイナリーと地下セラーの整備とともに、当時の最先端テクノロジーの設備が導入され、1969年に最初のカバが世に送り出されました。それは今も変わらないアイコニックな外観のプレミアムカバ、Segura Viudas Brut Reserva Heredadでした。